こんにちは。
合川です。
皆さんは小学生時代、怖い話の本、つまり「怪談本」って流行ってましたか?
私の時はめっちゃ流行ってました。
今でこそネットで洒落怖や創作ホラーや、フォロワーが体験したほん怖などがたくさん読めますが、小学生(2000年代生まれ)にとってはあまり馴染みのない話……。
当時の小学生どもにとっては、怪談本が怖い話の供給地点と言っても過言ではないわけです。怖いもの見たさでみんな借りて読んでました。
合川も例にもれず怖い話好きのキッズだったので、怪談本読みまくっていました。
今日は私の怪談本遍歴を振り返ってみようと思います。
私の怖い話遍歴は、小学校低学年から始まります。
地味にシュールな内容だったので、私のように沢田ユキオのスーパーマリオくんで育ってきた人にはドンピシャでした。ハマります。
それと同時並行で、怪談レストランを読みまくっていました。アニメも見てました。
怪談レストランは学年全体でめっちゃ流行り、学校図書館は品薄状態になる始末。
どうしても読みたかったので地元の図書館に行って借りていました。
「リプレイハンバーグ」は大人が読んでも怖い。
無限ループって怖くね? って話です。
あと怪談レストランシリーズは戦争に関する怖い話も多く収録されていたため、色々と考えさせられる話が多かったです。
中学年になると七つの怪談シリーズにはまり、静かなる恐怖を味わいました。
お化けバァン! な分かりやすい怖さではなく、じわじわ迫ってくる湿度を感じるジャパニーズホラー……。
話の中身は忘れたのに「ひとりでいらっしゃい」に収録されている「天井からこんにちわ」が怖すぎて、もう二度と読まんと思った記憶があります。
そのおかげか、中学年ではあまり怖い話は読まなかった気がします。
高学年では本の怪談シリーズが学年でめっちゃ流行りました。
高学年になると小賢しい知恵が働くのか、本を持っている人に「次ぼくちんに貸してよ」と交渉し、返却手続きを終えた後本棚に戻すことなく直接次借りる人に渡す……という仕組みが学年の中で形成されていました。
仮にも、ここで私が「次私に貸してよ」と言ったとて「あ~ごめん、次○○だわ」といって断られてしまうと思います。
クラスのコミュニティから地味に浮いていたので…。
初めから敗走モード。
ということで、これもまた図書館で借りられませんでした。
仕方がないので地元の図書館……と思ったのですが、みんな考えることは同じなのか、ここでも品薄状態。
諦めて自分で買いました(中古で)。
「本の怪談シリーズ」は開拓され尽くしていましたが、その脇に置いてあった「グースパンプス」シリーズは、私のような争奪戦敗者たちの手により細々と借りられていました。
新しい金脈を見つけたぜぇ!!
海外の作品だからか、「ドクロ」や「人食いの化物」、「ゴースト」がバァン! ワァー!みたいな話が多かったです。
そのなかでも一味違うのが、「鳩時計の鳴く夜」という作品。
ホラーノベルゲームに使われていてもおかしくないくらい、ストーリーの怖さと切なさのバランスが丁度良くてすごい面白いんですよね。
「これはノーマルエンドだ……」と勝手に脳内でホラーゲームに変換してました。
それだけでは飽き足らず、「バットエンドはこう、トゥルーエンドはこの分岐、ハッピーエンドはこの分岐とこの分岐で……」と脳内で勝手にエンド分岐作っていました。
まさかクラスメイトも、同級生が脳内で小説の分岐作ってるとは思わないですよね。
あともう一つ、クリス・プリーストリーの「モンタギューおじさんの怖い話」から始まる3部作を読んでました。(さっき見たら4作目ありました)
短編を繋ぎ合わせて一つの長編作品にするタイプの本です(何って言うんだ?)。
このタイプの作品っていいですよね。一度で二度おいしい。
あと挿し絵がジワジワ怖い。
どれに収録されていたのかは忘れたのですが、リンゴの木になって剪定されちゃう話が
すごい怖かった。トラウマなるわ。
全体を通しての結末で面白かったのは「船乗りサッカレーの怖い話」。
切ない……。これもエンド分岐1つだけのホラーノベルゲームにありそうです。
中学校に入ってからは怪談本を読むこともなくなり、その代わりにネットで洒落怖や2chの怖い話を読んだりして過ごしました。
良く言うとインターネットガール、はっきり言うと陰キャです。
そんな感じの青春を過ごしてきました。
自分の怪談本遍歴を振り返ってみると、もう一度読み返したくなるものが多くありました。
大人になっても楽しめる怪談本っていいですよね~。
アマゾンのレビューも好感触のものが多いし……。
この機会に買って読んでみようかな☆
ん……?
ブラックフライデーは12月1日で終わった……?
ワ……ワァ……!
泣いちゃった!!!
予定は計画的に、ご利用は計画的に。
ということで、とりあえず私は図書館までひとっ走りしてこようと思います!
さようなら!!
(おわり)