合川小春

夏生まれです! うさぎと豆腐と本が好きです!

青森旅行日記2日目!(後編) ~大二病でも恋がしたい!~

こんにちは、合川です。

 

今日は前回に引き続き、青森旅行の日記を書きます!

 

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青森旅行の2日目は、太宰治の故郷・金木にある斜陽館を訪れました。

(前回までのあらすじ)金木に向かう道中、眩いばかりに青春している高校生を見て、自分の灰色の高校生活に心の中で涙したり、明治の建築物と文学に思いをはせたりしながら午前中を過ごす。

 

 

そんな豪邸・斜陽館の展示室にはこんなものもありました。

 

芥川賞が喉から手が伸びるほど欲しかった太宰治が、選考委員の佐藤春夫に宛てた4mにもわたる懇願の手紙(のレプリカ)。

 

なっっっっが!!!

よくこの長さの紙あったな!!!

芥川賞ほしいよう(´;ω;`)ってペショペショしながら文房具屋さんにでも買いに行ったんでしょうか。

 

……なんか可哀想ですね。

 

写真撮影禁止エリアだったので画像はありませんが、太宰治 手紙」で画像検索すれば沢山出てくると思います。

 

ちなみにこの展示エリアには太宰が着ていた着物も展示されていました。

太宰は175㎝で、当時の男性にしては大柄な方だったそうです。

男性のマネキンに着せて展示されていましたが、「うぉっ……背ぇでかっ……」みたいな反応しかできませんでした(合川は身長160㎝くらい)。

当時の人もそんな感じの反応だったのでしょうか。

 

一昔前の婚活では男性に「3高」(高身長・高収入・高学歴)を求める風潮があったそうです。今はどうですかね?

太宰はこれらを余裕でクリアしているので(収入に見合った支出をしていたかはさておき)当時もかなりおモテになったのではないかと思います。

 

しかも厭世家でどことなく影があるんでしょ……

絶対モテるやん…………

 

女性がほっとけないタイプの男性じゃん……

実際モテてるやん…………

近くにこんな男いたら私だって好きになるわ……

 

くっ……くやしい…………くやしいのう……

…………

……

 

 

QRコードを読み取るタイプのおみくじがあったので引いてみました。

末吉 元気出せよ

 

――明日の立派な覚悟より、きょうの、つたない献身が、いま必要であります。――

 

モテる奴から慰められても虚しくなるだけです。

自分がモテないという現実から目を背けてはいけませんね。

涙を拭いて生きていきましょう。

 

 

遅い朝食だったとはいえ、そろそろお腹が空いてきました。

斜陽館のすぐ向かいに産直メロス」という産直がありました。

もしお金が払えなくなったら同行者を人質にひとっ走りすれば何とかなりそうです。

どう頑張っても3日後の日没までには間に合わないので、人質交渉を持ち掛けた時点で私は詰みます。

 

産直の食堂コーナーでは、私も母も中華そばを食べました。

昨日のお昼にお蕎麦を食べた時も思ったんですが、青森の麺は細麺が多いんですかね?

細いちぢれ麺で美味しかったです。

 

 

そのあとは斜陽館から少し歩き太宰治疎開の家 旧津島家新座敷に向かいました。

戦時中、太宰が故郷に疎開した際に、創作活動を行った場所だそうです。

とても立派な座敷や洋間があり、執筆活動を行っていた座敷に座ることもできます。

そこに座ると文章が上手くなるそうです。

 

座りました。

とっても静か

 

なんか……良いですね……。

意外と日本家屋も悪くないっていうか……捗るっていうか……。

えへへ……へへ……。

 

 

全然上手くなってないじゃん。

むしろ退化してるじゃん。

文章が上手くなるには努力が必要と言うことです。

文豪にあやかってすぐに上手くなろうなんておこがましい。100年早い。

 

 

QRコードおみくじからも叱責されてしまいました。

小娘、出直しなさい。

 

……精進します。

 

 

さて、疎開の家を堪能(?)した後は、再び津軽鉄道に乗り五所川原駅まで戻ります。

帰りの電車の中では、観光協会の方のお話を聞きながらまったりと過ごしました。

 

 

 

五所川原駅からはまたまたバスに乗り、今度は青森駅まで向かいます。

バスに揺られること1時間弱。

あまりにも暇だったので、バス停の名前から架空のキャラクターと設定を作って遊んでいました。一人で。

 

例えばこんな感じに。

(バス停)鶴ヶ坂 ⇒ 鶴ヶ坂光子(つるがさか みつこ)

生真面目な生徒会長。文武両道、才色兼備とは彼女のこと。弓道部の2年生。

 

(バス停)ヤクルト前 ⇒ 薬師寺ヤクルト前園子(やくしじ やくるとまえ そのこ)

国内大手製薬会社・やくしじ製薬の令嬢。クオーターでミドルネームがある。

少し高飛車な所があるが、なぜか憎めない。

 

漫画やアニメに登場するキャラクター、あるいはVTuberって地名が使われがちです。

一人で何してんだか。

 

 

16時ごろ青森駅に到着しました。

ホテルにチェックインして、青森駅周辺を散策することにしました。

 

青森市は海に面しており、青森駅からすぐ近くのところに海があります。

遊泳はできませんが、浅瀬に足を付けて遊んでみました。

 

水温はちょうどいい感じ

 

生まれて初めて海に行きました。
海は果てしないですね。

 

 

お土産屋さんや駅ビルを見た後、ホテルに戻りました。

今回宿泊したホテルはアメニティが充実しており、体を洗うスポンジや入浴剤までなんでもそろっていました。

アメニティにヘアバンド(顔を洗う時に髪を上げるやつ)もあるんですね。

とっても便利です。

 

こんなのもあるんですね

 

ちなみにこのヘアバンド、手でくしゃくしゃってしてからベッドにぽいって投げると、

 

馬鹿だろ

 

脱ぎ捨てられたギャルのパンツみたいになるのでおすすめです。

布面積やねじれ具合の質感がリアルです。

ポーチや服などとを周りに散らすとより一層ギャルの存在を感じられることでしょう。

 

私は二度とやりません。

 

 

長旅と移動の疲れか、はたまた旅先でテンションがブチ上がったせいか、普段は考えないようなこんな下らないことを考えてしまいました。

旅先の地名で架空のキャラクターを作ったり、存在しないギャル(のパンツ)に思いをはせたりと、アホアホなことしか考えられない病気なのかもしれません。

大学2年生でこうならもう手遅れです。諦めましょう。

 

さて、3日目は早起きする必要はないので、朝はゆっくり過ごすことができます。

2日目も初日と同様、ベッドに入るなりすぐに寝てしまいました。

 

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旅行2日目の日記はこんな感じです!

実際に体験したり行ってみたりしないと分からないことが世の中にはたくさんありますね。

人生で初めての海を体験したり、かねてから行きたいと思っていた斜陽館を訪れたりと、とても充実した一日を過ごすことができました!

 

旅はとうとう最終日。

3日目の日記に続きます!

 

ではまた!